ホイール製造に不可欠な
設備を、
適正な価格を
交渉して仕入れる。

私の仕事

全工場・全製造設備のバイヤー。

生産技術の担当者が決めた設備の仕様に基づいて、仕入先に見積りを依頼し、価格交渉をして発注します。担当は、加工機や鋳造機、溶解炉、搬送用コンベアなど、全工場の全設備。すぐに必要な100円台の部品1個から、2～3年後に導入する億単位の大型設備までを受け持っています。仕入先には大まかな金額の見積りではなく、部品費、工事費など明細を出してもらうように依頼し、相場より高い部分、内容に不明瞭な部分がある場合は査定を行い、価格交渉を実施。最終的な金額が出たら、上司に決裁を仰ぎます。

仕事の魅力

交渉がまとまった時の達成感。

価格交渉は基本的に仕入先が来社し、対面で実施。妥協せず、会社に有益であるかを考え、毅然とした姿勢で臨みます。ただそれには、ざっくばらんに話せるような関係構築が大切で、プライベートの話をしたり、案件がないときにも電話するなどして距離を縮めています。見積りどおりの作業をしているかを、仕入先の工場へ視察に行くこともあり、コミュニケーションを深めるいい機会にもなっています。交渉相手は仕入先企業の社長であることが多く、父より年上の人も。仕入先の方との折衝で双方の納得が行く妥協点でまとめられたときが、手ごたえを感じる瞬間です。